こんにちは。
40代パート主婦の、みちです。
今日は、こんなnewsがありました。
《ルワンダ大虐殺の重要指名手配犯、フランスで逮捕》
ルワンダ有数の富豪であり、
大虐殺において資金を工面した84歳の同容疑者が、
パリ郊外で偽名を使って暮らしていた。
「司法当局が25年間行方を追っていた」逃亡者が逮捕されたという。
*yahoo newsより引用
コメント欄に、
「生かされて」という本を読んだことがあります。
どうしてあんなに人が残虐になれるのか理解に苦しむけど、これも現実だと
認識しておかないといけない。
我が国でも同じことが起こらない保証はない。
あっ❗️
読んだかも?
教会か、牧師さんの家、のトイレの中で
複数の女の子と一緒に、
匿ってもらい、なんとか生き延びた、少女の実話、、、。
もしかしてあれかも?
果たして、その本でした。
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印象深かったくだり
1、狭いトイレの中で複数の女子と一緒に、過酷な生活を送っている時
ボーイフレンドが友人と遊んでいる会話を、壁越しに聞きながら、
心が離れていくところ。
2、村の長的な存在であった父が、友の裏切りにより、
おびただしい数の同胞と共に命を落とすところ。
3、聡明で優しかった兄が、逃亡のチャンスを逃し、息絶えた後。
頭がいい奴の脳みそ見てみないか、という猟奇的感情と嫉妬心から、
遺体を穢されたところ。
まとめ
唐突すぎて、驚かせてしまいましたか。
政治的、社会的な背景は、この本では書かれていません。
他国の民族間の出来事ですし、歴史的な知識もないので、
どっちが良いとか、悪いとかの判断もつきません。
ただ、わかるのは、
“アンネ・フランクさんの境遇が、大分ましだったのだ“と感じられるくらい
悲惨極まる出来事が、自分の思春期に起こっていたのだ、という事実。
現在も、世界のどこかで、誰かが、“似たような状況に置かれている“
かもしれない、し、今後も起こりうる、という見方もできる。
「争いは人間の醜い部分をあぶり出す」というシンドラー。
「いい人は帰って来なかった」と言った、夜と霧のフランクルのセリフ
を思い起こす。
残酷な殺戮が行われた一方で、赦し、共存している現在のルワンダの姿。
25年という月日が経っても、責任の所在は明らかにする、という
姿勢が示されたことは、意義深いと思いました。
あなたはどう感じるでしょうか?
ではまた!