【実録?】ヒトラー最後の12日間【老いが半端ない】
こんにちは、連日映画鑑賞して寝不足なみちです。
これまた見たかった一本です!
俳優のせいかもですが、、最後のヒトラーは、私の想像以上に老いてました。
まだ50代だったはず。←56歳だそうです。
心労か?マリーアントワネットの白髪になった話を思い出しました。
あと、パーキンソン病だったようです。
手の震えが凄かった。
私の祖父がこの病気だったので感じたのは、
意外と重いかも、です。
最後の12日間は、ずっと地下の要塞で過ごしていたんですね。
↑ヒトラーの誕生日4/20からソ連のベルリン攻撃
秘書の自己弁護と懺悔
秘書が主人公で彼女からみたヒトラーを描く映画。
二面性を強調しつつ(総統の時と秘書らに対する時)
結論、理解不能っていう、ぼんやり感!
ヒトラーの秘書になることは拒否できたし、熱烈にナチズムに傾倒していたわけでもなく
家族には反対されていたのに、若くて、好奇心いっぱいだったからという告白から始まる。
1942年、11月 東プロイセン、ラステンブルクにある“狼の家“総統本部での、秘書採用面接で
主人公が、出身地を問われる。
「ミュンヘン」と答えると、満足気に、そしてあっさりと、採用が決まる。
↑ヒトラーの愛人の出身地がミュンヘンだったことが理由かなあ?
キレまくり怒鳴りまくるヒトラー
1945年4月、ソ連軍が、総統本部まであと12キロというところまで来ている。
「12キロ内に来てるのに、知らせてこないとは!」
部下に裏切られ続けたヒトラーの(側近4人だけを部屋に残して)ドア越しに怒鳴り声が鳴り響くシーンを見て、「帰ってきたヒトラー」にも似たシーンがあったので、風刺だったのかな?と。
不機嫌を撒き散らしても解決はしないのに、怒鳴りまくる人っていますね、たくさん。
苦手です。あたしも子どもが小さい頃は酷かった。
機嫌よく過ごすっていうのが、なかなか難しいですし。
めちゃ人のせいにしまくりでした、最後のヒトラーも。
知らなかった結婚していたこと
言われてみれば、女性関係のことって知らなかった。
今回、死の1日前に、結婚式をあげる(とはいえサインをするだけの)シーンでふと気がついて。
諸説あるみたいでこれまた興味深いです。
23歳年下で、15年付き合ってるというと、当時はヒトラー41、エヴァ19。
総統時代、エヴァはどんな気持ちで過ごしていたんでしょうか。周囲の理解も得られなかったとか、悲しい話も多そうです。
この映画の中での、愛人エヴァは、オシャレで、刹那的で、ダンス好きな女性として描かれていますけども、本当はどんな人だったんでしょうか。
1日だけだったけど、ヒトラー夫人になれて嬉しそうだったのと、
妹の旦那の命ごいをするも、拒否され、あっさりと引き下がるのをみて、従順だけが取り柄だったのかな、と思います。↑ココ、普通なら人間としてサイテーだろって見限りつけるトコ
まとめ
最後まで降伏せずに、国民の命を軽んじ、部下の裏切りを許さず、ユダヤ人にすべての罪を被せるところを見ると、憎むべき、恨むべき人物として描ききった作品と思う。まあ当たり前か。
彼に対する同情は一ミリも無かった。
あぁ、秘書たちには優しいのはわかった。でも最期、ひとりで逝かないのは、彼の弱さでもあるし、彼女を守る行動でもあるのだろうか。
↑原題は、「失脚」
ヒトラーの失脚の原因で先のブログ記事でも取り上げた書籍に書いてあったんですけど、
giftfromsea.hatenadiary.jp
イエスマンしか置かなくなった、反抗するものは消された、とあるんですが、納得できる気がする。自分に都合悪いこと言ってくれる人は大切なんですね。
あなたはどんなふうに感じるでしょうか?
読んでくださりありがとうございます。
ではまた!