シネマ!みちブログ

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★4以上の映画が好きな、普通の映画レビュー。雑記も多し。

【既視感】天使のくれた時間【台湾ドラマで見たやつやん】

 こんにちは、みちです。

今日から、マコなり社長の「観るだけで人生が好転する傑作映画top5」を見た感想を綴ってみる。

まずは、

 天使のくれた時間

天使のくれた時間 (字幕版)

天使のくれた時間 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 あらすじ

ニコラス・ケイジが演ずるジャックは、NYのシティにある、投資会社の社長。独身で、タワマンに住み、潤沢な生活を送っていた。ある時、13年前に別れた元彼女ケイトから連絡が欲しいと、社員から伝えられるも、無視していた。

コンビニで、黒人の青年が、ロトを現金化して欲しいと言うが「故意に細工している」と言って、換金に応じない店員を銃で脅し始めたところに遭遇。

 

ジャックは、彼のロトを俺が買い取ると取引をし、事なきを得たが、彼にしたアドバイスが余計なお節介だった。彼は、「このあとに起こることは、お前が選んだことの結果だ」と言う意味深な言葉を残す。

翌朝、起きてみると、郊外の家で、13年前に別れたはずのケイトと同じベッドの上にいた。

さらに保育園の女の子と、まだ赤ちゃんの男の子もいて、どうやら、その子らは、ケイトとの間に生まれた子供のようだ。そして、NYのシティにある自分の会社に戻ってみても、周りの人間は、ジャックのことを知らない。。。。何が起きた?

大事なのはカネか

何はさておき、まずはカネ、な世の中である。

まぁ、はしたない。お金の亡者は恥を知れ、なんて言うつもりは毛頭ない。

お金はいいものである。自由をもたらす。

あればあるほどいいんじゃないかな。

もっともっと欲しくなってキリがないものであるのが難点か。

とにかく、ジャックはカネを求めて、彼女を切り捨てた。葛藤はなかった。

だがある時、郊外の家で、彼女と2人の子供と暮らし、タイヤの小売りで小さな商いで生計を立てて暮らす経験が、確かに彼の心境に変化をもたらした。

 

必要なのは、カネよりも愛だ、子供だ、なんて言うのは陳腐だね。でもシンプル。シンプルに、

お金も大事だけど、人間がいなきゃ、寂しいよって言う。

確かにそうよ、そう。

仕事もお金も必要で、家族も欲しくて、しかも人間関係もめちゃ良くて、友達にも上司にもいい人に囲まれたくて、そこそこいいところにも住みたくて、

でも通勤に時間はかかるの嫌で、

もっと言えば、姿もカッコよくなりたくて、子供は賢くなって欲しくて、いっぱい稼ぐ人になって欲しい、、、、と言う欲望の無限ループ。

次世代まで続いちゃう、ループ。

皮肉にも台湾ドラマが先だった

この話はどっかでみたなあ、と思い出したのがこの台湾ドラマ。

台湾から、2人で上海に出て、一発儲けようって女の子から提案。行く矢先に、男の子の父親が半身不随になって、介護に追われ、離れ離れになる話。 

上海に行って立身出世するAプラン、台湾に残って彼の子供と過ごすBプランが同時進行で描かれる。

 

アタシは、こっちの話を先に見ていたので、感じたことは、、

経済の発展は、米国が先だったけど、後を追う中国でも同じように悩み始めてる、もうそこまで来たんだな、中国も。ドラマだから、時間もかけてもっと深掘りできてるし、ファッション的にも、雰囲気でも、断然こっちが魅力的だな、と。

 

まとめ

次の覇権は中国と言われて久しい。アタシが20歳の頃に出会った同い年の人たちは、ものすごい意欲的だった、仕事に、お金に。彼らは、恥ずかしい気持ちは一ミリもなく、カネを稼ぐ、もっともっと、と言っていた、もっといい部屋に住む、子供も産むと。

彼らが今どんな暮らしをしているのは知らない。

これから覇権国としてもっと発展を遂げることだろう。ただ、このような葛藤は決して忘れないで欲しいと願う。

 あなたも同じように悩み、決意した瞬間があったでしょうか?

ではまた!