こんにちは、いつも読んでくださる読者さま、はじめましての方、ありがとうございます。
パン工場パート主婦のみちです。本や映画の感想を書いています。
大した持論はないけれど、思うことは多々ある。
他の人が、同じものを見て、同じ本を読んで、どんな風に感じるか?
同じように感じるのか?はたまた、違うところに注目しているのか?
何か重要なことを、私は見逃してないだろうか?
そんなことを思いながら、いろんなレビュー、読書感想文を読んでいます。
私のような方に、少しでも私の感想が目に止まればいいなあ、と思いつつ書いています。
日々の生活は、さほど変わりなくすぎているようでも、世界は少しずつ変わっている。
当たり前だけれど。川の流れは絶えずして、しかも元の水にあらず、ですもの。
心の中で叫ぶこの声。
これから、この世界はどうなるのか?何が起こるか?
未来予測を立て、危機には備えておきたい。
参考になるのは、1930年代あたりか。
二度の世界対戦を挟み、天災、人災をくぐり抜けてきた先人達の声はとても貴重である。
そんなサバイバーの一人、五木寛之さんの本を読みました。
そして、思うこと。
中年が全てを失って生活を立て直す事は、劇的に難しく、人によっては不可能ですらある。
家はなく、仕事を奪われ、妻をなくし、蓄えもない。
何よりも、自信を失い、信じていた世界がひっくりかえってしまった衝撃。
そんな状況に陥っている父を支え、妹、弟のお腹を満たす為に右往左往、奔走する五木寛之さんの少年期が、描かれた随筆が、大河の一滴である。
五木さんのお父さんは、教師として、日韓併合時代に情熱を持って、取り組んでおられていたけれど、敗戦、引き揚げで、翻弄されたそうです。
私も40代で、ひとごとではない。
全てを失っても、立ち上がれるか?
コロナ時代に、改めて注目されているそうです。
あなたは、どう感じるでしょうか?
動画も聞いてみてください。
ではまた!