【劇場】又吉直樹原作読んでません【最後少し泣けるが?】
こんにちは、みちです。
46才小中学2児の母パート主婦が、映画や本の感想を書いています。
又吉直樹さんの劇場観ました。
最後にうるっときましたけれども、奇妙な展開に、どゆこと?となりまして。
それはまるで、ジブリ映画を観た後のようでもありました。観たばかりのシーンを振り返り、物語の辻褄合わせを試みるも、それは決して、ひと流れにはならないのです。
破綻しているのだ。ストーリーが!
というジブリ映画の解説を、なにがしかの書籍で読んだことがあります。すっとしました。そうだったのかーーと。私の理解する力がないせいではなかったのだ、と。
だから今回の作品、劇場がストーリー破綻していると言っているわけではないのです。 ただ、最後が、わたしには??だけでした。
あらすじは、わかりました。
高校卒業後に、友人と共に立ち上げた劇団で、脚本演出担当の永田くんが、ひとめぼれしたさきちゃんと、暮らしていた時の話です。
自分の才能に絶望しているのだが、自分で認められずに、生活から精神的にも支えられているのに、さきちゃんを傷つけまくる。傷つくさきちゃんも、永田くんに気をつかってばかりいる。
ディズニーランドに行きたいが、ディズニーより才能がある永田くんに気を使っていたさきちゃん。
クリントイーストウッドを褒めたら気分を悪くした。こっちは気を使ってんだよ!と怒り表すシーンで、やっと本心言えたねぇ、と安心しました。
そんなシーンを思い出しながら、音声動画撮りましたので、どうぞ聞いてみてください。
【劇場】又吉さんの小説実写版【ダメなヒモ男ながたくんと優しいだけの女の子
そうそう、うっかり忘れて動画でも話してませんでした。
又吉先生は、大の太宰好きですね。なので、モデルは太宰なのかもしれません。そう見ると、永田くんは、ただのひも男でなく、その底には、なにか知れない、人たらしの魅力を秘めた人、弱さでしらふではいられないが溢れる文学的才能を持つ人なのかもしれません。
あなたは、どんな風に感じるでしょうか?
読んで頂きありがとうございます。
ではまた!