前半のアーティスト達は、ほぼ初見だし、歌詞も字幕を見て、なんとか追える感じ。
中盤からは、ナツメロなんかーい、というダルさで、そろそろYouTubeに戻ろうかなってタイミングに、なぬなぬ?!!クイーンプラスアンバーなんちゃらですと?
ドン ストッ ミー ナゥ~っていうのを
フレディみたいな人が、なかなか素敵に歌ってくれてるじゃないのよ~。
ってか、ギタリストもおじいさんだけど、相変わらずだし、ずっと活動してたんかなっていうのが伝わる。
フレディじゃないけど、雰囲気あるし、壊す感じなくて、とても素敵!なんだけど、フレディいなくても成立しちゃうのが、寂しく感じてしまうのも事実。
またみたいなって思っていたらYouTubeで既にあがっていた。
この流れで、映画、ボヘミアン・ラプソディーを観た。
泣いた、泣いた。
この数年間で一番泣いた。
最後のライブエイドのシーンで。
これは、当時のビデオをきれいに美しく加工したものなのかな?いや、でもこの俳優さんは確か、あまりに忠実に再現したから賞をとっていたよな、なんて思いながら。
エンドロールが終わった。
YouTubeでフレディのシーンを探した。
いろんな動画を一気に見た。
愕然とした。
あたしの涙って何だったんだい?
映画は時系列を変えていた。
感動的にする為に。
嘘)ライブエイドの前に、バンドのメンバーはフレディの病気を知る。最後のライブになるだろうという流れ。
本当)ライブエイドの数年後に死去
こんな風に簡単に感動してしまう自分。
YouTubeがなければ、ずっと映画のようにフレディの人生を捉えたままだったんだって思ったら、プロバガンダで映画が使われるのを実感した。
事実を変えて、人生を感動的に仕上げて、さも現実であるかのようにするのは、映画の得意技である、というのを目の当たりにした。
歴史って、こういうことの集大成なのかも。
とはいえ、フレディの声と歌いかたは唯一無二であるには違いない。
映画にダルさはなく、素晴らしいことも間違いない。
ではまた!