【インド映画】ALL IS WELL 見た?
インド映画のおすすめで、絶対上位のこの映画
きっと、うまくいく。
初めてみるインド映画であった。
ダンスが特徴的、ミュージカル風。
笑えて気楽で楽しい、みたいな先入観を全く裏切らない前半。
だが、意外なことに、後半になるにつけ、リアルに重さが加わり演者も真剣な面持ちになる。
恋愛も織り込みつつ、素敵な音楽とダンスで一瞬は上がるが、インドのカースト制度特有の不幸なサイクルのせいか、世界的なピラミッド構造のせいなのか?ここも同じか、どこも大変だ、みたいな気持ち。
インドの工学大学に通う大学生の話で、学歴社会にくらいついていく様なのだが、日本のそれとはレベルが違くて、狂気のさただなぁと思う。
これは、韓国のドラマや映画を見たり、実際のママ友(韓国人の)の育児を見て、常に感じていたのだが、本当に狂気、としか言いようがない。
まだ幼稚園児なのに、算数の計算ドリルをさせたり、中学生なのに微分・積分をさせたり。
遊ぶより、バイオリンの習い事、塾、家でドリル、読書、だもの。
私が、教育熱心じゃないからだけど、ちょっと正気じゃないと思う。
空見て、雲の模様見たりして、モヤギって韓国語でもようの意味だよ、船みたいな形、ぺって言うんだよ、とか会話した思い出が、私にはキラキラしたものだから。
もっともっと、そういう時を過ごしたかったな。
ただ生きること、いること、に価値がないという世の中で、いかに能力があり、役にたつことが出来るのかが評価される時代。
さらに、カースト制度という、上にあがれない下層の生まれで、どう足掻いても、、、みたいな流れで。
ガンジーがイギリスの植民地から独立に導き、
今や圧倒的な人口増加と、IT、英語力で経済的な影響力もあるインド。
(インド株インデックスファンド買いました(^_^;)
経済的成長の一方で、こんな闇もあるよね、と大学生の生き様から感じられる映画でした。
みなさんはどう感じるでしょう?
ではまた!