原因を探すよりも、どうするか?問題
こんにちは、子どもの風邪がうつったみちです。
先日仕事で大失敗した時にも、頭をよぎっていたし、昨日は、母の介護度が上がる、ということが起きた時に思ったこと。
原因を探すよりも、これからどうしたらいいのか?を考えることが大事、というアドラー心理学の本に書いてあったもの。
アドラーは、大先輩のフロイトが主催する、心理学の研究グループに入っていたが、考え方が違ってきて脱退したようで、しかも、その際ごっそりとアドラーについて抜けてしまった仲間達とともに、新しい研究グループを作ってしまう、という人気者だったらしい。
問題の原因になっている過去のトラウマを探し、解決を導くのがフロイト流。
逆に、その状況から良くなる為には、どうするのか?という、未来にフォーカスしているところに違いがあるようだった。
割と自然な思考は、過去をふりかえるフロイト流なんだと思うが、そう言われてみればアドラーのように考えたほうがいいかも知れないと思う。
昨日は、母親が、認知症が進んでいるのでは?と、介護保険の担当者からいわれたから、頭部MRI検査をする!と言い張った。
検査結果は、ごくごく小さな1ミリ程度の脳梗塞のあとがあるが、特に治療する必要はない、経過観察という。
想像した通り、原因がそれにあったのかも断定できず。またその対処法もなく。
ならば、最初から、検査などで原因探しなどせずに、これから記憶をなくした時、どの様に物事を処理するか?に集中したらいい、という思いが強くなった。
とは言っても、当の本人が、検査をやらずにはいられないし、全くわたしの言うことなど聞いてくれないので、これからどうなるんかな?と
ズーンと心が重くなっていく。
そんな時に思い出したのは、認知症の母親を介護しているさまを発信しているユーチューブで。
もちろんわたしが勝手に思い出して、勝手に一人で思っていることだけど、この世で少なくとも一人は、介護をしていろいろな想いを抱えた人がいるんだ、と思うだけで、ふっと心が軽くなった。
読んでいただき、有難うございます。
ではまた!