【書評】バビロンの大富豪【富とは○○である】
こんにちは、みちブログです。
40代パン工場パート主婦が、本や映画の感想を書いています。
今日は、大ベストセラー、ロングセラーのバビロンの大富豪の感想です。
図書館で予約待ちして、やっと読めました。
まず最初の文
富とは、この世での成功をはかる尺度となるものである。
無き者は失敗なのか?人生の成功を、お金があるかないかで測られてたまるもんかい!
と言ってみたところで、悲しいことに、確かにお金がないのが不幸な面があるから辛み。
最高の楽しみをもたらす
法則さえまもれば誰にでも手に入る
稼いだお金の1/10を貯蓄し
2/10で借金の返済
7/10で支出を賄う
というシンプルさ。なるほど、金額の大きさにこだわらなければ、何人でも貯まりそうである。
注意点は、
自分の欲求と必要経費とを混同するべからず
これも欲しいあれも欲しいでは、70%は越えちゃうよ。
これは100%使う価値はあるのか?と常に自分に問いかけろ。
さもなくば、やがて支出は収入を越えて、借金する羽目になると、らくだ商人ダバシアの話を引用して説明されているくだりが面白かった。
1対2対7 で覚えると簡単
1を貯蓄
2 を返済
7 でやりくり
お金持ちになるには、その貯蓄から一部を投資で複利で増やしていくこと。
その利回りで、結果に大差が出る。大事なのは、元本を確保すること。
子供がいれば、その子らの遊び場、庭があると良いから、持ち家は大変有益な投資である。
金貸しは、その為なら喜んで貸すであろう。それは数年で返せるものだ。
↑この数年、若者ユーチューバーでは、この項目は現代には当てはまらない、持ち家は資産にならない、という主張も多い。
私は、人や環境、状況により異なるので一概に決め付けられないが、ときが満ち、お金にもある程度余裕ができ、良き物件に出会えたならば、購入する方をお勧めする。
将来の保障を確実に資金準備に取り掛かるべし
明確な目的に向かって、自己の能力と技量を高め、よく学び、自尊心を持って行動すること。
借金があると、自尊心が保てないので、早々に返済すること。立ち止まらずに、いつも進歩の最前線にいるように。
運命の巡りが悪く、傷ついたり打ちのめされたりした人に同情を寄せ、無理のない範囲で援助すること。
まとめ
3000年以上も昔、ユーフラテス川沿いの古代都市バビロンで生きていた人々が、考えていたことが、今となんと変わらないことだろう?!
お金のもつ本質、人間の本質がそこにある。
お金は貯めれる、増やせる。けど、無駄に使いすぎちゃう人間。つかの間の楽しみのために。寂しさを埋めようとして。
あなたはどんな風に感じるでしょうか?
こちらの動画もぜひ聞いてみてください。
【バビロンの大富豪】富とは○○である【10/1貯金から始まる話】
ではまた!